まず、最初に強調したいのは、『私は知っている！』が書き込んだ、
小桃さんによるねっとわーくす会費使い込みや、その他元スタッフへの誹謗中傷はすべて、
全くの事実無根だったということです。

小桃さんは元相談者から、2ちゃんねる・ねっとわーくすスレの『私は知っている』の
書き込みを知らされ、全く事実とは異なるその書き込みを見て、非常に驚かれたそうです。

また、小桃さんの自宅にかかってくる無言の悪戯電話や、家族の実名を名乗る書き込みなど、
身辺に危険を感じる嫌がらせが続いていたこともあったので、
4月半ば頃、小桃さんは寺尾玲子氏に電話で連絡をとり、これらの経緯を伝えたそうです。

電話で小桃さんが「私はお金を盗んでいませんよね？」と確認すると、
玲子氏は「もちろん、盗ってない。そんなこと、あなたがするはずないじゃない」と、
小桃さんにかけられている疑惑をはっきり否定したそうです。
小桃さんは続けて「それなら、『某掲示板に書かれた元スタッフの使い込みなど
の中傷は全て事実ではありません』という簡単な一文を、『お知らせ』でも『コラム』でも、
どこかほんのすみっこでもいいから載せてくれませんか？」とお願いしたそうですが、
玲子氏はそれを拒否したそうです。

「今はPCが自分の手元になく、ねっとわーくすも動いていないし、作業できる人もいないから」
という理由だったそうです。

また、玲子氏は「（２ちゃんねるの誹謗中傷を否定したいのなら）
検証サイトをやっている人に直接話をすればいいではないか」とも言ったそうですが、
小桃さんは（２ちゃんねるの『私は知っている！』による誹謗中傷の）記事の
検証サイトでの掲載中止を希望しているのではなく、書き込まれた記事の内容について、
ねっとわーくす上で否定して欲しいと訴えたのですが、受け入れられなかったとのことです。

小桃さんが「ねっとわーくすを辞めるにあたって、２ちゃんねるに書き込まれたような
トラブルはなかったのだから、トラブルがあったと誤解されるのは
玲子さんにとってもよくないことだと思っている」と言ってみても、
玲子氏は「もしＨＰ上で、わざわざ『私は知っている！』の誹謗中傷を否定す
るコメントを出したら、誹謗中傷記事があった事を知らなかった人にまで知らせる事になる。
それは火に油を注ぐようなものだ」と繰り返すばかりで、
結局、ねっとわーくす上に『私は知っている！』の記事を否定するコメントを出すことに
応じてもらえなかったそうです。

小桃さんは元アシスタントとして、検証サイトといった外部のサイトに
『私は知っている！』の書き込みに対する否定コメントを載せるのは筋違いな話だし、
小桃さん自身としてもそれは本意ではないので、
できれば穏便にねっとわーくす上で訂正していただきたいと思い、
朝日ソノラマ編集部長谷川編集長に面識のあった別の元スタッフがその旨の電話をしたところ、
「うちはＨＰと何の関係もないので、そちらで直接寺尾氏と連絡を取ってはどうか」と言われ、
さらに詳細を長谷川氏にメールで送ったところ、やはり返信はなかったとのことです。
そして小桃さんから玲子さんへの電話からまもなく、ねっとわーくすは突然、閉鎖してしまいました。

ねっとわーくすが閉鎖したため、小桃さんはねっとわーくす上で身の潔白を主張する機会を
失ってしまいました。また、いまもって玲子さんや朝日ソノラマ長谷川編集長からは
何の連絡もないため、小桃さんは、元アシスタントらの使い込み疑惑について、
（寺尾氏自ら否定している）事実を検証サイトに話してくださいました。

以前、『寺尾玲子さんへの提言』（現在は閉鎖）のサイトに唯一あった
玲子氏の擁護の書き込みにも
『玲子さんに取り入って彼女を利用した人（小桃と言う人）がＨＰを好き勝手に運用して、
そうとは知らずに彼女を信用して100％任せていたのだと思う。』
というものがありました。
このまま放置してはどうしても、『私は知っている！』の書き込みを鵜のみにして、
ＨＰ閉鎖の原因が小桃さんにあると誤解する人がもっと出てくる恐れがあります。

ですから私は、小桃さんの噂については、事実無根であるなら放置すべきではなく、
事実無根だ、と主張する文を掲載するべきと、検証の管理人として判断いたしました。

事実無根を確信する材料として、口頭で寺尾氏本人が否定したことだけでなく、
ねっとわーくすの管理運営をしている会社から、８月末に元スタッフに請求書どおり
支払われた振り込み明細（取材経費と、制作費の一部として）が残っていること、
これは、＜会員からの入金があってすぐに資金を使い込まれた＞とする
『私は知っている！』の主張が、明らかに事実と矛盾していると判断しました。

さらに、『私は知っている！』の書き込みの中には、小桃さんが自分の気に入らない
スタッフを辞めさせたりした、というような記述が見られますが・・・
小桃さんは、人事や経理や玲子さんのスケジュールを管理したりというようなことには
いっさいタッチせず、寺尾氏と相談者のやりとりを書き留める『記録係』だったそうです。

ただし数回ほどですが、相談者の方とお会いする時間やお伺いする時間の件で、確認と調整のためや、
またその他の用件で、いずれも玲子さんから依頼された場合にのみ、小桃さんから、相談者の方に
お電話をかけさせていただいたことはあるそうです。
 
その場合、かならず「寺尾玲子のアシスタントの××です。」とお伝えしてからお話をし、
また、そのやり取りが終わったあとも、必ずすぐに、玲子さんに報告してらしたそうです。
 
中には、玲子さんと同行した際にお会いした方などで個人的に小桃さんにお電話を下さる方も
いらっしゃったそうですが、その場合も、話を終えた後はかならず、電話かＦＡＸで玲子さんに
電話の内容ともども報告をしていらしたそうです。

私を含めて多くの読者は、山本まゆりさんの漫画をそのまま受け止めて、
小桃さんのことを玲子さん専属の（例えば芸能人についているマネージャーのような）
秘書のように思っていたのですが、そこまでベッタリと玲子さんのお仕事のサポートをしていた、
という事ではないそうです。
また、相談者からの金銭受け渡しの窓口になることも一度もなかったそうです。

なぜ、ＨＰ上で説明することを寺尾氏は断ったのか、理由がわかりません。
作業できる人がいない、会員への連絡メールも送ることができないと説明しながら、
後日、会員へ閉鎖を知らせるメールが届き、お知らせが更新されました。

その事実を見届けて、小桃さんは真実を語るに至ったわけです。

なお、以上の文章は、小桃さんや元スタッフにお伺いした話をもとに、
検証サイト管理人の方で作成したものですので、全ての責任は管理人である
私にあります。従って、以上の文章についての問い合わせ等は、私の方まで
お願いいたします。ただし、小桃さんや、他の元ねっとわーくすスタッフの
連絡先等についてのご質問には、一切お答えできません。